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フランス郵便利用法

Post

フランス郵便局はLa Poste(ラ・ポスト)といいます。
日本の郵便局同様、郵便郵送配達と、銀行としての機能を持っています。

フランスから手紙、荷物を送る

フランスから、手紙などを送る場合、料金は宛先別に大きく3つにわかれます。

  • 1. フランス国内(France Metropoplitaine)モナコ、アンドラ
  • 2. フランスの海外県・海外領土(départements et territoires d’outre-mer DOM-TOM)
  • 3. その他の国

また、郵便物による料金区分けは大きく3つにわかれます。

  • A. 手紙、小包
    重さ3キロ以内、厚さ3センチ以下の郵便物を指します。
    Lettre verte : 通常料金。国内の場合48時間以内に配達。
    Lettre prioritaire:優先郵便 国内の場合24時間以内に配達。重さは国外(EUや日本も含む)の場合2キロ以内。追跡を付けることもできます。
  • B. 荷物
    Colissiomoとしてフランス国内郵便では扱われます。重さ30キロ以内(ただしEU圏スイス外は20キロまで)で、追跡可能。専用の箱がラ・ポストで売られてもいますが、自分で用意したダンボールをColissimoとして送ることも可能です。
    フランス国内郵便の場合は郵便受けにそのまま配達されますが、オプションでサイン受取りにすることも可能です。
    Colissimo International(国際普通小包)の場合は、サイン受取になります。配達に要する期間はおよそ3-8日(国、地域によって異なる。日本まではおよそ5-7日)。
  • C. 速達配達
    Chronopost速達郵便で、重さは30キロ以内、長さは1.5mまで。長さ+(厚さ×2)+(高さ×2)が3m以内のもの。追跡可能。自動的にサイン受取りとなります。250€までの保証付きで、オプションで5000€までの保険を付けることも可能です。国際郵便でも1-4日以内に配達されますので、急ぎの場合に有効ですが、最も高額です。

料金はかなり頻繁に変更されます。料金を調べる 

  • 通常の手紙の場合、日本の宛名は、日本語で大丈夫です。JAPAN と明記することは忘れないようにしましょう。
    小包やChronopostはアルファベットで宛名を明記します。Chronopostは受取人の電話番号(できれば携帯番号)を明記しないと発送できません。
  • 現在、個人で船便は使用できません。留学を終えて帰国する場合は、出来る限り郵送する荷物を減らすほうが経済的です。

日本からフランスに荷物を郵送する

フランスに来る時、飛行機は荷物の重量制限がありますので、長期滞在の場合は後から家族などに荷物を送ってもらう場合も多いでしょう。

日本から郵便荷物をフランスに送る場合、以下の3つが代表的な方法です。
※日本→フランス郵便の場合に限ります(郵便事情は各国により大きくことなります)※この記事は下記郵便方法を保証するものではありません。

  • 1. EMS国際スピード郵便 配達日数 2-5日
    これはネット上で追跡もでき、保険も掛けることができるので、大切な荷物を早く送りたい場合は最適な方法です。 値段は他2つに比べると高くなります。 これはフランス国内では、ラ・ポスト(フランス郵便局)の下請けであるクロノポスト(chronopost)が配達をしてくれます。 ただ、上記の配達日数はあくまで目安です。EMSだからといって丁寧に扱ってもらえるという保証はないので、割れ物などは、郵送する側が丁寧に破損対策を行うことが一番です。 chronopostは配達員や地域によって差があるといわれ、配達してもらえることなく、最初から不在配達届が入れられるケースもあるようです。
    EMSはジャパンデスクを設置していますので、万が一の問合せなどはこちらにしてみると対応してもらえる可能性があります。
    どうしても心配な場合は、DHL国際スピード宅急便などの民間サービスを利用するとより安心です。
  • 2. SALエコノミー航空便 配達日数 10日から3週間前後
    保険を掛けることはできますが、追跡できるか否かは発送物の重さによって異なります。 2キロ以下の荷物(小型包装物)と、印刷物という発送方法を指定して送ると、荷物番号がないので追跡することができない可能性もあるようです。(詳細は日本郵便のサイトご確認ください)
    それ以上の重さの荷物をSAL国際小包で郵送する場合、荷物番号があるので、通常追跡できます。 送り主に、CCではじまる13桁の番号を控えておいてもらうことが大切です。(ラベル控えなど) ただし、反映が遅く、追跡に失敗することもあるようです。
    また、配達日数が大幅に遅れることがあります。日本国内とフランス国内での移送には船が使われるなど、輸送時間がかかりますし、優先されない航空便=空き待ちということでもあります。また配達はLa Posteが担当しているようですが、Chronopost同様、不在配達になっていて、保管されているのに気がづかず、日本へ送り返されてしまうケースもあります。 国際小包のラベル記入方法

     

  • 3 .船便 配達日数 1-3ヶ月
    オプションで保険を掛けることはできます。 送り主に、CCではじまる13桁の番号を控えておいてもらうことが大切です。(ラベル控えなど) ただ、基本的に配達日数は全く予測可能といっていいほど差があり、船で運ばれている期間は追跡もほとんどできない状態になります。追跡は、日本から発送された日と、フランスに到着した日はわかりますが、それまでの期間は全くできないと考えておくべきです。
    ”雨風にさらされたようなボロボロの状態で到着”というのも比較的よく耳にします。 つまり、そのような状態で送られてもいいような荷物を送ったほうが良いでしょう。値段は、一番リーズナブルです。
    尚、印刷物は”印刷物扱い”で送るほうがリーズナブルです。 (EMSは印刷物扱いはありません) また、送れない物(禁制品)があります。
    フランス禁制品リスト

どの郵送方法であっても、内容物の価格が45ユーロ以上の場合、関税がかかる可能性があります。 この関税(正確には、付加価値税+輸入関税+通関手数料など)は、基本的に受取人に請求されますので、ご注意ください。

必ずしもすべての郵便物に関税がかかるとは限りません。
支払う場合、内容物の価格に対して結構な額を支払うことになります。
関税の支払いを拒否した場合、荷物は日本へ戻される(もしくは破棄される)などの処置を選び、実行することになります。 

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