目まぐるしく変わる選択肢
携帯・スマホ関連の情報は月単位で変わっていきます。 このページは出来る限り更新していますが、最新情報ではないこともあるので、詳細は各人よくご確認ください。 以下、フランスへの留学生が考えるだろう選択肢についてご紹介、ご説明しております。
1. プリペイドタイプSIMカードを購入
プリペイドSIMカード(carte SIM prépayée)を販売している会社は多数ありますが、代表的なものをご紹介します。
SFR | SIMカード自体は1ユーロ。プリペイドの金額は5€から選択可能 |
RED by SFR | SFR系列だがアフターサービス等がないリーズナブルなプランを提供している。12€/月で60Goのインターネットプランなどあり。長期滞在の方におすすめ。 |
Orange | Mobicarte と呼ばれる。最もリーズナブルなプランは2.99€から。 |
メリット
- プリペイドカード式は、購入が簡単で、旅行者でも気軽に購入できます。
- 空港や街のキヨスク、タバなどで購入できます。アマゾンなどでも販売しています。
- 都度チャージして使うので、使いすぎも防げます。
- チャージしなくても一定期間受信は可能な為、特にかけるより受けるほうが多い方、非常用としてとりあえず持っておきたい方などにはお勧めしています。
デメリット
- 通話料金が契約タイプに比べると高くなります。
- 最初の頃は、SIMのアクティベーション手続きや、カードのチャージ方法など、少し難しいと思われる方もいるようです。
- チャージしたカードは、使用期限が設定されていることが多くなりますので注意が必要です。
- 最近はあまりメジャーな方法ではなくなりました。
2.プリペイドではなく月契約タイプのSIMカードを購入
ここでは代表的なFreeのプランを例に説明してみます。 Free社のプランページ(リンクはしばしば変更がありえます)
Free社をはじめ、多くの携帯電話会社はインターネットのプロバイダーでもあります。よって、ご自宅でFreeのインターネット契約をしている場合だとセット料金でお得になります。ここでは、そうでない留学生のために、SIMフリーのみ契約する場合を見てみましょう。
5G無制限でおよそ20ユーロ
日本に比べるとかなり携帯料金は安く感じるのではないかと思います。
長期留学されるならば、このようなプランがおすすめ。Sans Engagement とある場合、契約期間に縛りはないので、いつでも解約できます。
契約の際は次のような点に注意して見てみましょう。
- Appels (通話)が何時間なのか、illimités (無制限)なのか。
- 時間数に決まりがある場合の、決まり時間を超えた場合の料金
- Sans Engagement か否か(契約期間の縛りがあるかどうか)
- 海外への通話可能時間、可能時間を超えた場合の料金(非常に高額になることがあるので注意)
- インターネットのギガ数
こういう契約タイプは、SIMフリーの携帯を持っているとすぐに使えるので、ご自身の携帯を持参される場合はSIMフリーのものにされることをおすすめいたします。
メリット
- 通話料などがプリペイドに比べるとリーズナブルでインターネットのギガ数も多い
- 契約期間が1ヶ月からのため短期留学生も利用可能
デメリット
- SIMフリーの機種を持参するか、フランスで購入する必要がある
- 購入契約や設定など、ある程度のモバイルの知識と語学力を必要とする
- illimité(無制限)ではない場合の超過料金について注意する必要がある
3. 日本出発時に、海外対応のプランにして日本の携帯をそのままフランスでも使う
短期の海外旅行の方が利用される、日本の携帯をそのまま海外で使うパターンです。 海外パケット定額サービスなどと呼ばれていると思います。
短期滞在の方はもちろん、フランス滞在の当初、落ち着くまでは携帯電話の購入などは難しいので、日本の携帯を一応持参したい、という方も利用するようです。
メリット
- 渡仏後すぐに使える
- 日本で日本語で契約できる
デメリット
- 通信料が高額のため長期で使いづらい
- 課金状況を気にする必要がある
4. 携帯電話をフランスで購入し、契約する(通常契約)
いわゆる普通の携帯電話契約をフランスで行うということです。
機種も選べますしリーズナブルですが、場合によっては契約期間(engagement)が設定されています。 しかし、2.のFreeのプランのように、sans engagement も増えてきました。(つまり2.のプランはこの4の契約期間に決まりがない場合です) SIMフリーの場合と、そうではない場合があります。
メリット
- すべての会社からこのプランは出ていて選択肢が豊富
- デバイスも契約もリーズナブル
デメリット
- 契約期間の縛りがあることがある。
- 銀行口座開設など事前準備が必要なことも。カードで契約できる場合もある。
- 滞在証明書など、契約の際の書類を出さなければならない場合もある。
- 帰国前の解約に注意。
- ある程度の語学力が必要な場合も。