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お金の管理・CarteBleuとは?

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フランスでお金を使う場合、代表的な方法は次の3つです。

現金

少し前は日本よりもフランスのほうが現金を使う人は少ない感じでした。
最近は日本で PayPayなどの電子決済が進み、同じような状況といえるでしょうか。
フランスではスマホに後述するカルトブルーなどを登録してスマホ決済する人が増えています。
現金で支払う場合。
ユーロ札は5,10,20,50,100,200,500ユーロ札がありますが、100,200,500ユーロ札はほとんど使う機会はないと思います。
現地に着いた当初、大きな金額を払うときのみ(家賃、学費など)使用するとよいかもしれません。スーパーなどでは逆にあまり金額の大きい紙幣は訝しがられ、拒否される場合もあるようです。
日本からユーロ現金を持参するならば、20,50ユーロ紙幣をメインにするのが使いやすいでしょう。

小切手

フランスで銀行口座を開くと、小切手帳がもらえます。
(銀行によっては、こちらから要求しないともらえないこともありますので要確認)
小切手は、後述のカルトブルーや電子決済の普及により使用頻度は減ってきていますが、時にカルトブルーが使用できない状況のときなど、依然として使われる支払方法のひとつです。
個人の開業医などは、未だ小切手のみ受け付ける場合もあるので注意。

小切手の記入例

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  1. 金額はきちんと確認して記入。金額の後ろにー(横線)を引くのは、後から金額の書き足しや変更を防ぐ意味。
  2. 金額をローマ字で。フランス語に慣れないうちは、ここで戸惑うことが。多少スペルを間違えても大丈夫なことも多いけれど、時間がかかってもいいので、しっかり確認して記入する。
  3. 支払先名…相手が個人の場合や、企業の場合など、さまざま。わからない場合はきちんと相手に聞こう。(A quel ordre? 宛名は?)
  4. 支払った場所。小切手を記入した(している)場所ととらえてかまわない。
  5. 日付は、この場合、09,01,2005 と書いても問題はないが、通常月名はローマ字。
  6. 直筆サイン…スーパーなどでは、上記1-5までは専用機械で印刷してくれるところが多いが、サインだけは必ず直筆で。(黒のボールペンがよい) サインは、銀行口座を開いた際に登録したものと同じものを記入。サインがないと小切手は無効になるので、忘れずに。
  7. その他の注意事項:小切手帳から小切手を切り取ると、控えsoucheが残るので、その部分には必ずいつ、いくら、誰宛に、どういう用件で支払ったのかを記入して大切に持っておくこと。
    記入ミスをした場合は、破って破棄し、書き直すこと。

カルト・ブルー

日本でいうデビットカード。

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フランスで銀行口座を開くともらえます。
種類はいくつかあり、学生専用の制限があるカルトブルーもあります。

これを買い物時などに使用すると、数日後その口座から金額が引き落とされます。
都度かかる手数料などもなく、非常に便利。(口座維持手数料に含まれる)
海外でもそのまま使えることがほとんどです。
もちろん、日本の通常の銀行カードのように、引き出しや預け入れ(銀行によって異なる)にも使用します。
右のマークが表示されている店で使用可能。

ただし、小額での使用は嫌煙されることも。(パン屋さんで1ユーロのパンをカードで買うのは難しいことも)
スーパーなどでは、カルトブルーの使用は5ユーロから、など金額を設定している場合もあります。
カルトブルーが不可の場合は現金で支払うしかありませんので、常に少額の現金も持っていると役にたちます。

クレジットカード

カルトブルーにはVISA、MASTERなどと提携した簡易クレジット機能が付随してくることが多いようです。
種類・銀行により異なるので要確認
しかしながら、フランスでのクレジット利用率や、クレジットカード普及率は日本に比べると全体的に低いようです。
日本ほど簡単にクレジットカードを作れない、カルトブルーで大体の用件が果たせる、などの理由によるものだと思われます。
そのため、一般の買い物でクレジットカードを使用しようとすると、やや戸惑われたりすることもあります。
(もちろん、上記のような表示のあるお店では使用可能です)
留学生の方には、長期留学の場合は2,3枚、短期の場合でも1,2枚はクレジットカードを持参するようにお勧めしています。
使う・使わないにかかわらず、安心の為です。
海外で何かが起こったとき、すぐに現金が必要なとき、クレジットカードが役に立つからです。
暗証番号を忘れた・カードの磁気部分が故障した、などのトラブルも考えて、複数枚持参されることを強くお勧めしておきます。