フランスで携帯電話を使う・買う

特に長期滞在予定の方は、携帯電話の利用を考える方が多いようです。
長期滞在の方には、chemin.h ではフランスでの電話購入をお勧めしています。

フランスでのプリペイドカード式携帯電話について。

フランスの大手携帯電話会社は、以下の通り。
(これ以外にも多数存在します)

SFR Orange bouygues
フランス携帯電話の大手各社から、プリペイドカード式携帯電話が発売されています。
carte pre-payee (mobicarte)などと呼ばれています。
と、いっても電話自体が特殊な仕様であるわけではありません。




メリット

  • プリペイドカード式携帯電話は、契約式では無い為、購入が簡単です。
    (通常、パスポートなどの身分証明書を提示・コピーを取られる)
    名前、現住所などはもちろん記入することになります。

  • 購入後、他人に譲渡しても問題はありません。

  • 留学終了間際に、友人知人に安く買ってもらう、という方も多いようです。

  • 使いすぎも防げます。

  • チャージしなくても一定期間受信可能な為、特にかけるより受けるほうが多い方、非常用としてとりあえず持っておきたい方などにはお勧めしています。

  • 通話は通常同様にできます。日本への電話や、日本の携帯電話への通話も可能な場合がほとんどです。(購入時、要確認)
    メールなどの基本機能も通常通り。機種によっては、写メールや、インターネット接続、動画撮影なども可能です。

  • プリペイドカード式で使っていた電話を、後に通常の契約をして使用することもできます。

デメリット

  • 機種を購入する際、契約するタイプよりも高額になります。
    (例・契約タイプだと1ユーロ、プリペイドタイプだと50ユーロ、など)

  • 通話料金も比較的割高です。

  • 最初の頃は、カードのチャージ方法など、少し難しいと思われる方もいるようです。

  • チャージしたカードは、使用期限があります(後述します)

  • 選べる機種が限られます。すべての機種がプリペイドカード式対応では無い為です。


プリペイドカード式携帯の使い方

以下、主にチャージについて説明します。
例としてOrangeを取り上げました。
他社でも大体同じシステムです。(詳細は異なりますので、各自ご確認ください)

Orange のプリペイドカード料金表
[A] Montant des
recharges

(チャージ料金)
[B] Bonus
offert

(ボーナス金額)
[C] Validité
des
recharges

(チャージ
使用期限)
[D] Validité du
numéro d’appel
au-delà de la
validité des
recharges

(電話番号の
有効期限)
5 € - 7 jours (7日間) 1 mois (1ヶ月)
10 € - 15 jours 6 mois
15 € - 1 mois 6 mois
25 € 5 € 2 mois 6 mois
35 € 10 € 3 mois 6 mois
50 € 15 € 4 mois 6 mois
75 € 25 € 4 mois 6 mois
100 € 50 € 5 mois 6 mois

  • [A]チャージ料金 
    チャージする料金、つまりその場で購入するカードの値段ということになります。カードではなく、レシートなどにチャージ番号が印刷されている場合もあります。
    Orangeの場合は、5ユーロからチャージ可能ということです。

  • [B]ボーナス金額
    Orangeの場合は、25ユーロチャージすると、5ユーロ分プレゼントされるので、合計チャージ金額は、30ユーロとなります(支払は25ユーロ)。一度に多くチャージするとお得ということです。

  • [C]チャージ使用期限
    5ユーロチャージした場合(注意1.購入した日とは異なります!)その日から7日間で使い切る必要があるということです。たとえまだ2ユーロほど残高があったとしても、再チャージしないと電話をかけることができません。
    チャージ使用期限前でも、チャージ料金分を使い切れば、当然電話はかけられません。
    ただし、チャージは”こちらからかける料金”ですので、チャージが切れていても、電話を受けることは可能です。(この点が、電話は受けることのほうが多いという方におすすめの理由です)

  • [D]電話番号の有効期限
    例えば5ユーロチャージした場合、再チャージまでは7日間あります。ですが、ここで再チャージせずに、1ヶ月経つと、電話番号自体の有効期限が切れてしまい、使用できなくなってしまいます。受信もできなくなるということです。
    再び使用可能にするには手続き等必要になるようなので、できるかぎり電話番号の有効期限は切らさないようにしたほうがいいでしょう。

利用例

Orangeの料金表を例にとってみます。
Orangeで注目するなら、③からは、電話番号の有効期限がいきなり6ヶ月になります。
つまり、一度10ユーロチャージすれば、少なくとも6ヶ月間は受信できるということになります。

しかし、10ユーロだと、電話をかけることができるのは、最大15日間のみ。
個人差がありますが、もう少し使う方は25ユーロなど、ボーナスがつくものでもいいかもしれません。

ポイントとなるのは、チャージ使用期限は”チャージした日”からカウントするのであって、”チャージを購入した日”からではないということです。
いざ電話をかける必要がある時のために、チャージ用のカード(レシートの場合もある)を購入し、それを保管しておきます。つまりすぐにチャージしません。

10ユーロの期限が15日で切れても、電話をかける用がないならば、すぐにチャージする必要はないのです。(受信は6ヶ月できるのですから)
その後、例えば2週間後に、電話をかける必要ができたとき、その場でチャージすれば、すぐに電話をかけることが可能になります。

こうすることで、必要なときだけチャージすることができるようになります。
自分の使用頻度をとの折り合いをみて、チャージ金額を決めるといいと思います。

この方法だと、ほとんど受信のみの方の場合、携帯電話の機種料金(ここでは50ユーロ)+10ユーロのチャージを2回=計70ユーロで一年間携帯電話を保持できることになります。(ややオーバーな例ですが)


通常の契約をする場合

プリペイド式ではなく、通常の契約をして、月の基本料などを支払っていく場合、その契約は1年からのことが多いです。場合によっては2年からもあります。

つまり、1年以上のフランス滞在が確定していて、なおかつ比較的頻繁に携帯を使用する方は、通常の携帯電話契約をするのもおすすめの方法です。

現在は各社からさまざまなプランがでています。

各人にあった携帯電話の利用方法をぜひ探してみてください。


その他の携帯電話情報

短期の方は、日本で海外携帯電話サービスに加入してくる方法。
フランス語携帯が心配な方は、日本で、フランスで使用可能なプリペイド式携帯電話を購入してくる方法。
などがあります。