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フランスパソコン・ネット事情

フランスでインターネットをする場合にお役立ていただけそうな情報を載せています。

フランスではまだ光ファイバーの普及率は日本ほど高くありませんが、ADSLはかなり普及してきました。ただし、少し郊外を離れると、まだまだダイヤル回線接続のところもあるので注意が必要です。

日本からノートPCを持ち込み、インターネットに使用する場合

日本から持ち込みのPCは、ADSL回線ならば問題なく使えることがほとんどでしょう。
(モデムは必要ありません)
ダイヤル回線の場合、PCがモデム内臓か、またそのモデムが海外対応モデルかどうか、によって必要なものが異なります。

ADSL回線の場合

ADSLを使用するとしても、最低限PC用変圧ケーブルと、テレコネクター(モジュールの形状が日本とは異なるため)は用意してくるべきです。

PC用変圧ケーブルは、あらかじめフランスの電源プラグ対応商品を購入すると簡単です。(右画像)
通常、ノートPCのACアダプターは100−240v対応になっています。(要確認)
そのアダプターのコンセント側のケーブルが高電圧対応になっていない場合に、このような変圧ケーブルを使用します。

フランス用のテレコネクターです。(右画像)
PCの電圧対応状況などに関係なく必要なものです。
フランスで探すのは少し手間がかかりますので、日本で購入して来られることをお勧めします。



なお、この2つを兼ね備えたもの(万が一買い忘れてきた場合など)、ユニバーサル変圧ケーブル(コネクターはもちろんフランス形状)は、フランスで購入可能です。
Chargeur Automatique Universel と呼ばれています。PCショップなどで購入(注文)可能です。ノートPC用ならば35ユーロくらいから。

また、MacPCをお持ちの方は、とくに周辺機器をきちんと用意して持参しましょう。
フランスではMacPCは日本ほどメジャーではなく、細かい周辺機器などは探すのが特に困難のようです。

ダイヤル回線(アナログ接続)の場合

まずは持ち込み予定のノートPCが、モデム内臓か、またそのモデムは海外対応か否かを確認してください。(説明書などに必ず記載されています)
海外対応のモデム内臓型であれば、用意してくるものは、必要最低限で上記ADSL使用時と変わりありません。(ただし、モデムセーバー、LANコードなども必要に応じてご確認ください)

モデム内臓ではない、またはモデムが日本国内専用タイプである場合、海外対応のモデムカードを持参する必要があります。(日本国内専用タイプでも使用できることもあります。ただし、モデムは渡航国の認可をうけたモデムを使用することをお勧めします) 
モデムカード購入の際は、PCのカードスロット、OSのタイプに気をつけて選びましょう。


尚、日本からパソコンを持参する場合は、万が一のトラブルに備えて、OSの再インストールCD(DVD)や、デジカメ、ビデオカメラ、OfficeなどのソフトのインストールCD(DVD)も必ず持参するようにしましょう。
日本語パソコンは使用するのに便利ですが、トラブル時満足な対応してもらえないなどで、困ることも多いようです。

フランスのPCを使ってインターネットを使用する場合

公共のパソコンを使用する場合

特に留学当初は、環境が整わず、持参のノートPCをすぐに接続するのは難しいことも多いでしょう。

学校のPCルームにあるパソコン、またはネットカフェ、図書館などにあるパソコンを使用する機会も多いと思います。

WindowsOSは、2000以降、特にXPが多いと思われます。
フランス語OSのパソコンでも、XP,Vistaでしたら、簡単な設定で、日本語の(読み)書きが可能です。(それ以外のOSの場合、ソフトをインストールするなどの対処法があります)
以下、WindowsXPとVistaの場合の設定手順です()内はフランス語OSの場合に参照してください。
  1. コントロールパネル (Panneau de configuration)→日時、時刻、地域と言語のオプション  (Horloge,langue et region)→地域と言語のオプション (Options regionales et linguistiques)と開きます。
  2. ”言語”タブ (Claviers et langues)の”テキスト サービスの入力言語” (Claviers et autres langues d'entree)の”詳細” (Modifier lse claviers...)ボタンをクリックします。
  3. ”テキスト サービスの入力言語”(Services de texte et de langues)ウインドウが開くので、”インストールされているサービス”(Services installes)の”追加”(Ajouter...)ボタンをクリックします。
  4. ”入力言語の追加”(Ajouter une langue d'entree)ウインドウのプルダウンメニューから、日本語を選びます。(Japonais Microsoft IME) (日本語OSのWindowsでフランス語入力を設定する場合は、フランス語を選びます)
  5. "テキスト サービスの入力言語”(services de texte et de langues) ウインドウの”言語バー”(Barre de langue)ボタンや”キーの設定”(Parametres de touches avances)ボタンをクリックし、好みの設定にします。
  6. ”OK”ボタンをクリックし、再起動します。
  7. 再起動後は、選択した言語が表示、入力できる状態になっていますので、入力の場合は、”言語バー”の「JP」または「FR」と表示されているところをクリックし、入力を希望する言語を選びます。
ただし、時々フランス語OSのWindowsがヨーロッパバージョンで、日本語が選択できない(選択肢にない)パソコンも見かけます。すべてのパソコンで可能とは限らないので、注意してください。

キーボードのアルファベット配置は、日本語キーボードとは多少異なります。
何度か試しに入力して、配置を確認するとよいでしょう。(タッチタイピングできると簡単です)


フランスでパソコンを購入する場合

ノートPCの価格は日本ほど安価ではありませんが、ものすごく差があるわけでもないようです。

ただし、機能などの表記はすべてフランス語ですので、PCに詳しい方、もしくはフランス語が中級以上のレベルの方以外は、良い買い物をするという意味では、難しいかもしれません。

OSはもちろんフランス語です。日本語の(読み)書きを可能にするには、既述した方法(公共のPCを使用する場合)のとおりです。

ただ、自分のパソコンには、デジカメやビデオカメラのソフトなど、日本語ドライバやソフトをインストールする場合も多いと思います。 ソフトによってかなり異なるため一概には言えませんが、多くのソフトが文字化けを起こす可能性がありますので、ご注意ください。(使用するだけならば、多くの場合可能です)
(Windows Vista Ultimate に限り、多言語OSが一台で使用可能です)
もし、多くの日本語ソフトをインストールする予定が既におありならば、あらかじめ日本語OS(Vista premium 日本語バージョンなど)のDVDを持参して、フランス語OSのPCにインストールするという方法もあります。

インターネットプロバイダと契約する


自分の部屋でインターネットがしたいという場合、インターネットプロバイダと契約しなければいけないのは、日本同様です。

フランスではインターネットプロバイダをFAI(Fournisseur d'Acces a Internet)といいます。
フランスの主なプロバイダ比較
プロバイダ
1契約期間 なし 1年から 必要なし 1年から なし なし
2解約時 45ユーロ なし 49ユーロ なし 49ユーロ 96ユーロ(※)
3電話無制限(国内) 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
4電話無制限(日本) 無制限 なし 無制限 無制限 99cent/分 無制限
5料金/月(ユーロ) 29.90 34.90 29.90 29.95 29.90 29.99
6wifi オプション 25ユーロで購入 込み 込み 込み 50ユーロ 27ユーロで購入
(※)契約していた期間が長いほど減る
  • 項目は、日本人ユーザーの方に特に重要と思われる項目のみとりあげました。
    詳しくは各社ホームページを参照してください。
  • 情報の性質上、内容は頻繁に大きく変わる可能性があります。参考までにどうぞ。

degroupageとは?

フランスでは、通常電話回線をひく場合、フランステレコム(France Telecom)に申し込みます。
ですが、インターネット電話が可能になったため、地域によってはこのフランステレコムとの契約が不要で、電話回線の開通も、直接プロバイダに申込みすることができるようになっています。このことを、degroupageといいます。上記の比較表は、このdegroupageを選択する前提で作成しています。